国内クレジット制度排出削減事業 認証

2009年4月15日、当社が静岡ガス株式会社と共同で取り組んでいる二酸化炭素(CO2)排出削減事業が、政府の「国内クレジット制度」の第一号案件の一つとして、国内クレジット認証委員会より正式に承認されました。
今後、一定期間の排出量のモニタリング、国内クレジット認証委員会による排出削減実績の審査などを経て、同制度による初の国内クレジットが誕生します。

国内クレジット制度とは、大企業が技術・資金等を提供して、中小企業等が実現したCO2排出削減量を、国内クレジット認証委員会が認証し、大企業がクレジットとして取得できる制度です。

当社では、従来、使用していた重油ボイラー2基を都市ガス(天然ガス)ボイラーに転換することで、天然ガスの環境性とボイラーの熱効率向上により、年間434トンのCO2排出削減につなげる計画です。
事業期間は、2008~2012年度までの5年間で、削減したCO2は、クレジットとして静岡ガス株式会社が購入します。
なお、初年度に発生したクレジットについては、三井住友銀行が共同購入者となり、同行が、邦銀初の国内クレジット制度を組み込んだ個人向け国債として活用します。

当社では、今後もCO2排出削減・省エネルギーの実現に貢献できるよう努力いたします。